マッチウェルフェアオフィサーについて

3/1(土)、可美協働センターにてクラブウェルフェアオフィサー講習会が行われました。

出席した8-9割の方が4種のチーム指導者さんでした。

クラブウェルフェルオフィサー(CWO)とは、クラブチーム内で起こりうる選手への暴言，暴力を未然に防ぐ方のことを言います。

クラブウェルフェアオフィサーの役割とは別にマッチウェルフェアオフィサー(MWO)があり、第三機関として設立されています。

そのMWOは早くも今年度のNTTU12大会でも採用されており、実際に会場でも見かけることがありました。

今どき選手に対して暴言，暴力をするのか？と疑問に思ったのですが、講習会内でのグラフなどを観るとまだまだ暴言，暴力に悩まされ、選手がスポーツの現場を離れるような状況があることを知りました。

｢明日は我が身｣と心に刻み、これからも引き続き保護者の方や共に選手の成長に携わるスタッフ間でのコミユニケーションや情報共有を大切にしようと思いました。

選手と指導者という関係で選手がどこから暴言，暴力と判断するのか。

学校教育の中では、叱る機会が減ったと聞きます。

その背景には、どんな要因があるのか。

そもそも暴言，暴力だと感じるのは何故なのか。

そんな疑問をたくさん考えるとても貴重な時間になりました。

どんな疑問があったとしても大切だと思ったのは、互いに信頼関係が構築されているのであれば、そもそも暴言，暴力なんてことは起きないと考えています。

選手が信頼できるのか。指導者は、選手がプレーしていることに対して敬意を示せているのか。

関係性を除いたときに互いに敬意があれば厳しい声掛けがあったとしても選手達は気持ちよくプレーすることができ、心や体，選手としての成長を感じることが出来るのではないかと思いました。

一概にこれが答え！というものはありませんし、人それぞれの正義や価値観がある中で本質さえズレることなく関わればよりスポーツの現場が充実した環境になっていくと思います。

しかし、そんな中でも辛いことがあった時に頼ってもらえる指導者でありたいと感じる講習会でした。