(浜松市西区 サッカークラブ)怪我について

7月11日(火)

 

今日は、｢怪我から復帰まで｣について少し話をしたいと思います！

 

この数日前から本格的な夏に入り、熱中症にならないように塩分チャージを食べたり、水分を多くとったりととても工夫している子供たちを試合会場でよく目にしていました。

 

ただ、夏は同じくらい怪我もしやすくなります。

遠征でいつもの倍くらい走ったり、全身の筋肉を使う環境に身を置くので、筋疲労を免れることは出来ません。

 

それでも水分補給をマメにすることや体を動かす前後にストレッチやクーリングダウンを入れること、身体を動かす合間の休む時間にしっかりと身体を休めることがとても大切になってきます。

 

 

スポーツ選手の怪我はその後のパフォーマンスにとても影響されます。

私も経験をしてきたり、怪我をしてパフォーマンスが上がらず苦労を重ねてきた選手をみてきました。

 

だからこそ今私が携わる子供たちにとって怪我しないことがどれだけ大事なことなのか、ちょっとした気の緩みや心の持ちよう、ストレッチなどを怠ることケガとは縁のないようなことが身近に繋がることを理解して貰えるように日々子供たちに声をかけ続けています。

 

1度怪我をしてから完全復帰するまでにはまずちゃんと適した治療を行い、その時の体の状態に合わせた運動量の中で活動すること。

怪我が再発しない為に怪我した部分以外の筋力を落とさぬよう、筋トレや体幹をできる範囲からやって行くこと。

運動量が上がってきたら正しいテーピングをした中で痛みが出ない程度で活動すること。

テーピングに慣れ、痛みが無くなってきたら勇気を持ってテーピングを外し、100％でプレーできるようになること。そのための気持ちの準備と勇気が必要になること。

 

このように1度怪我をしてから怪我前のベストパフォーマンスに戻すためには多くの過程を経て、復帰します。

 

パラヴェンセルの選手でも直近で怪我をした選手もケガと真面目に向き合い、辛抱強く頑張ったからこそ今何事もなくプレーが元に戻りいつも通りのパフォーマンスをすることができています。

 

怪我をすることが悪いわけではありませんが、普段の食事や生活リズム、選手1人1人にあった運動強度、怪我が起こりにくい環境、怪我しないための正しいストレッチやダウンの知識と継続していくこと、トレーニングや試合を過ごす時の心持ち。

本当に突然の事故で怪我をすることはプロでも起こりうるので、小学生であれば尚更です。

だからこそ怪我をした後の継続的なリハビリと元のパフォーマンスに戻すための根気強さや向き合えるかどうかということが大切だったりします。

 

 

まだ、怪我とは縁のない選手がいるとは思いますが、普段の生活から怪我をしない為にできることから意識してトレーニングや試合に臨んでくれたら嬉しいです！